みなさんこんにちは。「この青空に、エロゲを求めて」管理人のCyberです。
今回は私のレビューで☆5を付けた「超おすすめタイトル」を10作まとめてご紹介します。
メジャーなラインナップですので、初心者の方やプレイ本数の少ない方ほど参考になる内容かと思います。
もちろん歴戦のエロゲーマーたちにもプレイしてもらいたい作品ばかりなのでぜひ。
各作品の詳細はレビュー記事で語っていますので、そちらも合わせてご覧くださいませ!
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超おすすめエロゲ傑作選
9-nine-

『9-nine-』は、ぱれっとから2017年~2021年に発売されたエロゲです。
ロープライス分割作品として販売され、「4章+新章」の5章で構成されるシナリオとなっています。
本作は異能の力に目覚めたヒロインと主人公の“新海翔”が、力を悪用して平和を脅かす存在から、自分たちの街を守るために奮闘する物語。
『9-nine-』の強みはなんといっても「厨二心くすぐる熱いストーリー」ですね。
異能の力を操って事件の犯人を突き止める流れ、そこで明かされる驚愕の真実、衝撃の演出。
どれを取っても熱くて素晴らしい。最高のゲーム体験を与えてくれた作品でした。
特に希亜編のシリアスを乗り越えた後の逆転劇は、リゼロ1期の中盤を乗り越えたときのような感動と熱さがありました(伝われ)
『9-nine-』はスピンオフとアニメも控えていますので、今予習しておくとリアルタイムで楽しめてお得ですよ!

さくらの雲*スカアレットの恋

『さくらの雲*スカアレットの恋』は、きゃべつそふとから2020年9月に発売されたエロゲです。
本作は主人公“風見司”が100年前の1920年にタイムスリップしてしまい、そこで出会った“所長”と共に、過去へ飛ばされた謎に迫っていく物語。
「シナリオゲーおすすめ5選」の記事でも紹介しましたが、『さくレット』は私のブログではこの先何度も紹介することになりますので今の内に慣れておいてください(春にプレイしてほしい、ミステリーモノ、トリックが衝撃的、BGMが良い、OPが格好いいエロゲなどの記事でも紹介予定)。
『さくレット』の強みはやはり「総合力の高さ」ですね。
「ストーリー、キャラクター、エンタメ性、メッセージ性、音楽」
ノベルゲームを構成する要素、全てにおいて果てしなくレベルが高いのです。
冬茜トム先生お得意のトリックもマジで衝撃的でしばらく放心してしまいましたし、そこで感動も同時に襲ってくるダブルパンチで情緒がぐちゃぐちゃになりました。
メリッサルートの最後の演出も鳥肌が立ちましたからね。こんなのおすすめするなという方が無理ですよ!
『さくレット』は全人類がプレイするべき傑作なので、まだの方は今すぐどうぞ!

ハミダシクリエイティブ

『ハミダシクリエイティブ』は、まどそふとから2020年9月に発売されたエロゲです。
本作はクジ引きで生徒会長となった不幸な主人公“和泉智宏”が、不登校のヒロインたちを学園に呼び戻して生徒会役員集めに奔走する物語。
なにやらジメっとした導入ではありますが、『ハミクリ』を侮ってはいけません。
『ハミクリ』はヒロインがめちゃくちゃ可愛いのです。
特に妹の“和泉妃愛”の可愛さが半端ではなく、しばらく「ひよひよ~!」という擬音しか発音できなくなるぐらい脳がやられます。
しかも妃愛ルートはシナリオも良いのです。妃愛ルートの過去の深掘り、兄への愛の深さが伝わる場面は号泣必至。泣けるシナリオと妃愛の可愛さで情緒が壊れてしまいます。
もちろん他のヒロインたちも可愛いので、キャラゲーを求めている紳士の方はぜひ!

ハミダシクリエイティブ凸

『ハミダシクリエイティブ凸』は、まどそふとから2022年11月に発売されたエロゲです。
『ハミクリ凸』は『ハミクリ』の続編であり、前作ヒロインたちの後日談と竜閑天梨のルートを楽しめる作品です。
『ハミクリ凸』の強みは、前作ではサブキャラだった「“竜閑天梨”を攻略できる」点ですね。
前作においてのアメリは序盤こそ計算して主人公に優しくしているような振る舞いを見せてきますが、
彼女のことを知っていくにつれて、めっちゃ心根の優しい子だとわかってくるんですね。
前作を終えた後の私は「アメリ攻略してぇ~!」と叫んだぐらいですから。
肝心の凸のアメリルートは私にとっては理想的なもので、青春を心から楽しめました。
智宏のためにアメリが怒りを露にするシーン、彼女の優しさにジーンときましたね……。
加えて前作ヒロインたちの後日談の完成度も高く、特に詩桜の後日談は出色のデキでした。
「詩桜ルートは前作と凸の両方で完成する」と言っても過言ではないので、前作をプレイした方はこちらも必ずやってほしいですね!

千の刃濤、桃花染の皇姫

『千の刃濤、桃花染の皇姫』は、AUGUSTから2016年9月に発売されたエロゲです。
本作の皇国の武人“鴇田宗仁”と皇家の生き残りである“宮国朱璃”が、
共和国に皇国を明け渡した逆臣“小此木”を討って皇国を取り戻すべく奮闘する物語。
私は2025年にプレイした後発組ですが、信じられないぐらい面白くて驚きましたね。
なんでもっと早くプレイしなかったんだろうと、過去の自分を恥じました。それぐらい最高の作品だったんですね。
シナリオが面白いのはもちろんなんですが、個人的には皇国を彩る音楽が何よりも素晴らしいと思いました。
和風テイストの雅な音楽、琴や三味線の落ち着いた音色は聴いていて心地よいです。
特にEDの「月夜に舞う恋の花」はガチの名曲。この記事も聴きながら書いてるぐらいですから。
キャラはヒロインのエルザが最高に魅力的。彼女が徽章を引きちぎって叫ぶシーン、マジで痺れました。
徹底した和風の世界観で描かれる忠義と愛の物語。AUGUSTさんのブランド力を感じさせる納得の傑作です。

穢翼のユースティア

『穢翼のユースティア』は、AUGUSTから2011年4月に発売されたエロゲです。
本作は浮遊都市《ノーヴァス・アイテル》の「牢獄」で暮らす“カイム・アストレア”が、
“ユースティア”との出会いから様々な事件に巻き込まれていき、隠された世界の謎に迫る物語。
AUGUSTの最高傑作とも言われている『ユースティア』、完成されたダークファンタジーの世界は圧巻の一言。
浮遊都市の退廃的でダークな雰囲気、人がいとも簡単に死んでいくシビアなシナリオ、胸に突き刺さるメッセージ。
一つ一つに魂が込められているのを感じます。
私は王女リシアのルートが一番好きでしたね。
幼き王女が悪い大人に果敢に立ち向かっていく勇姿、最高に格好よかったです。彼女が白刃を握るシーン、刮目してください。
これから先も語り継がれるであろう名作、ノベルゲーム界の宝のような作品ですね。

蒼の彼方のフォーリズム

『蒼の彼方のフォーリズム』は、spriteから2014年11月に発売されたエロゲです。
本作は主人公の“日向晶也”が“倉科明日香”との出会いを切っ掛けに、一度諦めたフライングサーカスに再び向き合っていく物語。
『蒼かな』の魅力はなんといっても「フライングサーカス(FC)」に尽きますね。
FCは「空を飛びながらブイや相手の背中に触れることで点数を取り合い、その合計点を競う」という架空スポーツですが、この作り込みが半端ではなく、かなり奥深いスポーツとなっているんですよね。
そこで選手たちの情熱がぶつかり合うわけですから……こんなの面白くないわけがないのです。
「エロゲでジャンプやってる作品」とよく言われるぐらいですので、その熱さは折り紙付き。
『9-nine-』よりスポ根寄りなので、そっち方面の熱さを求める方にマッチする作品ですね。
スポーツの熱さと恋の甘さを上手く絡めた青春恋愛物語。さああなたも、この青空を羽ばたこう!

蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2

『蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2』は、spriteから2022年5月に発売されたエロゲです
『蒼かな』のみさきルートの続きが描かれる続編であり、みさきに強くフォーカスを当てた作品となっています。
『蒼かなEX2』の魅力はやはり、圧倒的な演出力ですね。
フィルミックノベル(映画的作品)を謳うだけあって、ノベルゲームでありながらすさまじく動的な表現。まさに圧巻です。
私は100作以上ノベルゲームをプレイしていますが、演出という面で言えば本作は1位ですね。断言できます。
前作ファンの心を揺さぶる仕掛けがいくつも施されているのもニクい。「なんだこの神ゲー」と心から思いました。
『蒼かな』をプレイした方はこちらも絶対にプレイしてほしいです。この作品、飛びます。

サノバウィッチ

『サノバウィッチ』は、ゆずソフトから2015年2月に発売されたエロゲです。
人の気持ちを五感で感じ取る力を持つ“保科柊史”が、秘密を抱えたヒロイン“綾地寧々”との出会いを切っ掛けに力と向き合い始め、一緒に成長していく物語。
『サノバウィッチ』の強みはなんといってもヒロインの可愛さ。
可愛すぎるヒロインで正面から殴りつけてくる、まさに正統派のエロゲです。
図書室オナニーで「オナ地」という不名誉なあだ名を付けられた綾地寧々はもう伝説となりつつありますねw
公式からも度々ネタにされる始末で、みんなに愛されているヒロインだなーと思います。
本作は牧歌的な雰囲気に癒され、甘酸っぱい恋愛ストーリーに感動できるところも良い点です。
ヒロインに癒しを求めている方には深く突き刺さる作品となるでしょう!

はつゆきさくら

『はつゆきさくら』は、SAGA PLANETSから2012年2月に発売されたエロゲです。
本作は卒業に価値を見出せない不良の“河野初雪”が、謎のバニー女こと“玉樹桜”との出会いを経て、
過去のわだかまりを清算して卒業を目指す物語です。
『はつゆきさくら』の強みはなんといっても、圧倒的な余韻に包まれるシナリオですね。
本作、読み終えた後の余韻が凄まじいです。しばらく何も手が付かなくなるレベルでヤバいんですよ。
笑いあり涙ありのシナリオ、コミカルで可愛らしいヒロインの振る舞い、聴き惚れる楽曲群。
ノベルゲームの魅力がこれでもかと詰まった、宝石箱のような煌めきが光る名作です。
ちなみに私が初めて購入した思い出のエロゲであり、未だトップに君臨し続けている作品ですね。
卒業シーズンの2~3月にプレイすると、より感動できますよ!

最後に
以上が「超おすすめ作品10選」でした。
ちなみにこの中で一つプッシュするのであれば、『さくらの雲*スカアレットの恋』ですね。
作中の「とあるメッセージ」に強い感動を覚えました。
とても大切なことであり、忘れてはいけないことを『さくレット』には教えてもらいましたのでプッシュしておこうと思います。
よろしければ、みなさんの傑作もぜひコメントしていってください。
それではみなさん、良きエロゲライフを!
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