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【全年齢ゲームレビュー】魔法少女ノ魔女裁判(Acacia)

少女を処刑したい。

そんな歪んだ欲望を持った方にピッタリなゲームが、2025年7月にAcaciaから放たれました。

『魔法少女ノ魔女裁判』は「殺人事件を起こした少女を裁判で明らかにし、処刑する」という、前代未聞の体験ができるノベルゲームです。

© 2024 Re,AER LLC./Acacia

上記のような公式のQ&Aが露悪的で話題になった、『魔法少女ノ魔女裁判』の魅力をガッツリお届けします!

少女に混ざりこんだ人殺しの魔女を炙り出せ。
魔女の魔法と嘘を暴き――処刑せよ。

『魔法少女ノ魔女裁判』(Steam

『魔法少女ノ魔女裁判』ネタバレあり感想(姉妹サイトへ飛びます)


※本記事はVer1.1.1時点でのレビューとなります。

目次


タイトル情報 / 評価

タイトル情報
© 2024 Re,AER LLC./Acacia
タイトル 魔法少女ノ魔女裁判
ブランド Acacia
公式ジャンル 魔法議論ミステリーADV
発売日 2025年7月18日
スタッフ
企画・シナリオ制作 Acacia
キャラデザ 梅まろ
主題歌 SLAVE.V-V-R
あらすじ

「この中に、魔女になった少女がいる」

高校1年生になるはずの朝、エマが目を覚ますと、そこは薄暗い檻の中。
身に覚えもなく絶海の孤島に存在する牢屋敷に閉じ込められていた。
混乱するエマと、同様に捕らえられた少女たち。

そこに現れた一羽のフクロウが告げる。

「キミたちはこの世界に害をなす――
【魔女】である可能性があると認定された」
「ここで囚人として生活してもらう」

当たり前だと思っていた日常が崩壊した。

エマは囚人生活の中で同じ魔女候補の少女たちと知り合っていくが、
あるとき、殺人事件が起きてしまう。

フクロウは囚人の少女たちを集めて言い放つ。

「魔女裁判を執り行う」

それは、少女たちの中から【魔女】
……すなわち処刑対象を選定していく、
あまりに残酷なゲームの開始だった――

公式サイトより引用

『魔法少女ノ魔女裁判』公式サイト

評価
おすすめ度 4.5点/5点
かなりおすすめ!
こんな方におすすめ!・ダンガンロンパ風のデスゲームモノが好きな方

・頭を使う謎解きを楽しみたい方


・王道的で盛り上がるシナリオが好みの方


・コスパの良いノベルゲームを遊びたい方


少女を処刑したい方
簡易評価【魅力/長所】
・最初から最後まで飽きさせないシナリオ
・真実を解き明かす魔女裁判

・個性的でユニークな13人の少女たち
【欠点/短所】
・システム面の惜しい点が目立つ

概要

『魔法少女ノ魔女裁判』は、Acacia2から2025年7月に発売されたノベルゲームです。

主人公“桜羽エマ”が孤島の牢屋敷で12人の魔法を持つ少女たちと過ごし、発生する殺人事件を魔女裁判で解決していく物語。

本作はストーリーを読み進めていく「ADVパート」と、殺人事件の犯人を突き止める「魔女裁判パート」の2つで構成されています。

© 2024 Re,AER LLC./Acacia

既存のゲームで例えるなら、『ダンガンロンパ』がもっとも近い作風になるかと思います。

殺人を犯した魔女を裁判で暴き出し、処刑する。

本作はそんなダークで残酷な描写が特徴的な、魔法議論ミステリーADVですね。

処刑のボタンを押させる演出、たまりません。© 2024 Re,AER LLC./Acacia

ちなみに本作はゲーム制作のために開始したクラウドファンディングで目標金額200万円に対し、6,680万円の金額を集めるというとんでもない結果となりました。

3,000万円到達のストレッチゴールにフルボイス化が設定されていたので、フルボイスでのリリースも実現。

本作をプレイしたユーザーのコメント(X、エロゲー批評空間より抜粋)を見てみると、

ユーザーの声

キャラもかわいいし展開も練られていてめちゃくちゃ面白かった

中盤の瞬間最大風速は歴代の名作に勝るとも劣らない

処刑シーンがどれも至高

と、非常に高評価であることがうかがえます。

なぜ『魔法少女ノ魔女裁判』は高く評価されているのか? その理由となる魅力を3つ、具体的に述べていきます。

魅力

最初から最後まで飽きさせないシナリオ

本作のシナリオはめちゃくちゃ面白いです。

最初から最後まで飽きさせない展開の連続で止め時が全く見つからず、開始してからクリアまでの37時間どっぷりのめり込んでしまいましたね。

プレイ前は「殺人事件が起こるので、早期に退場した少女は影が薄くなるのでは?」という懸念を抱いていましたが、本作はそれをある方法で見事に解決していました。

それはシナリオのクライマックスへ向かう要素としても非常に重要なものとなっており、とても感心しましたね。上手いこと作ってるなー!と。

細かな伏線の回収も見事で、あらゆる要素にきちんと意味がある作りは本当に素晴らしいの一言。

ノベルゲームのシナリオとして極めて完成度が高いです。

本作で印象に残ったのはシェリーとハンナの友情ですね。私は二人の友情がすごく好きで、それを強く感じられたあるシーンでは涙が溢れてしまいました……。

© 2024 Re,AER LLC./Acacia
© 2024 Re,AER LLC./Acacia

「少女が死んでしまう悲劇なんて見たくない」という理由で本作を敬遠されている方もいるかもですが、それだけでは終わらない確かな魅力を秘めた作品なので、騙されたと思ってぜひプレイしてみてほしいですね。

真実を解き明かす魔女裁判

本作は犯人を突き止める魔女裁判パートも面白いです。

ADVパートを進めていくと発生する殺人事件は犯人が手口を巧妙に隠しているので、簡単には真実に辿り着けません。

なので、現場の状況や少女たちの証言を元に、「事件が誰によって、どのように引き起こされたのか」を暴いていく必要があります。

少女たちの証言の中には「嘘」や「違和感のあるもの」が出てくるので、それを指摘して議論を進めていき、徐々に真相を明らかにしていくわけですね。

指摘が正しい場合、ボイスと共にカットインの演出が入ります。© 2024 Re,AER LLC./Acacia

裁判パートの審問開始の動画を撮ってきたので、視聴していただくとわかりやすいかと思います(ネタバレにならない範囲の内容をチョイスしてきました)。

© 2024 Re,AER LLC./Acacia

上記の動画では「一昨日の晩」と「殺した」という文字が赤く表示されているので、それらを指摘して正しい場合は議論が進行する形です。

この動画は一つ目の事件の裁判パートなのですが、私は正直犯人が誰か全くわからなかったんですよね。

でも裁判を進めていく内にアリバイのない怪しい人物が浮上。今までの証言や集めた証拠品を元に、その人物を追い詰めていきます。

これがすごくワクワクして面白かったですね。確実に「真実に近づいている」という感覚を抱けて、気づけば夢中で読み進めている自分がいました。

真実に辿り着くと犯人視点で全てが語られ、犯行の動機や犯人の心の闇が浮き彫りになる構成もお見事でしたね。

何気に魔女裁判の審問開始と共に流れるBGMの「rAwTell Owk…」も良い曲で、裁判の厳かな雰囲気がよく出ていました。

魔女裁判のBGMは議論の進行でボルテージが上がっていくのに合わせて、曲調もそれに相応しいものになっていきます。

本作を彩る各種BGMも非常に良いデキなので、そこも地味に注目してほしいポイントですね。

魔法を使うユニークな少女たち

本作に登場する13人の魔法を使う少女たちは非常にユニークな面々で、こちらも見ていて飽きないです。

私はエマ、シェリー、ハンナ以外では“黒部ナノカ”が好きでしたね。

© 2024 Re,AER LLC./Acacia

「とても昏い瞳をした少女」と形容されるナノカは異質な雰囲気を放っていて近寄りがたい存在ですが、なぜか牢屋敷の情報を多く持っていたり、謎の物々しい銃を担いでいたりするなど、なかなか厨二心をくすぐってくる良いキャラでした。

後は“沢渡ココ”も好きですね。

© 2024 Re,AER LLC./Acacia

ココの魔法は公式サイトで???表記なので伏せておきますが、要所で地味に活躍する性能で侮れないところがありました。

「そこでそう繋がってくるんだ……!」とかなり驚いた一幕もありまして、彼女の魔法は本作の意外性の部分に寄与していた印象ですね。

人物評としては舌ったらずな話し方に愛嬌があって可愛かったですし、魔女裁判においてはエマのポンコツな推理に鋭いツッコミを入れる場面もあって、見ていて面白かったです。

ココは暗くなりがちな雰囲気を緩和してくれる賑やかしのような役割も担っていた、とても良いキャラクターだったと思いますね。

欠点

システム面がいまひとつ

本作はシステム面が惜しい作りとなっています。

  • バックログからのジャンプ不可
  • テキストウィンドウの透明度調整不可
  • テキストウィンドウ非表示不可

上記のような感じで、痒い所に手が届かないシステムでした。

他の設定項目も少ないですし、2025年のゲームとしては非常に心許ないシステムだったので、これは玉に瑕でしたね。

以上が本作の欠点でした。


本作はシステム面が惜しい点以外は全てが良い最高の作品でしたので、少しでも気になっている方はぜひプレイしてみてください。

「時間を忘れるほど熱中するノベルゲームをプレイしたい!」と考えているそこのあなた。

『魔法少女ノ魔女裁判』をプレイした瞬間、それが現実となりますよ。

魔法少女ノ魔女裁判

Q&Aコーナー

Acaciaの作品で、本作からプレイするのはアリかな?

アリです。

本作はAcaciaさんの処女作ですので、本作からのプレイで全く問題ありません。

推奨攻略順1ってありますか?

ありません。

選択肢は大量に出現しますが、基本的に「バッドエンドに分岐するか進行するか」のどちらかなので、好みで選んで構いません。

ちなみにバッドエンドに進んでも見終えると直前の選択肢に戻ることが可能なので、回収したい方は全て見ていくと漏れがないのでおすすめです。

なお、設定でバッドエンドに分岐する選択肢にドクロマークを表示させることが可能なので、そちらも使っていきましょう(デフォルトでONになっているので、特に弄らなくてもOK)。

関連作品は何があるのかしら?

記事執筆時点ではありませんが、Acacia作の『魔法少女ノ因習村』と『配信少女ノ裏垢迷宮』が2026年にリリース予定です。

どちらも本作との直接的な繋がりはないようですが、本作に登場した“二階堂ヒロ”がどちらの作品にも登場予定なので、ファンの方は要チェックです。

その他、何か気になることやご質問などあればお気軽にコメントください!

総評

『魔法少女ノ魔女裁判』は、「飽きさせないシナリオ・真実を明かす魔女裁判・ユニークなキャラクター」などが魅力のノベルゲームです。

発売前にSNSで露悪的なプロモーションを行って話題になっていた『まのさば』ですが、蓋を開けてみれば非常に王道的な内容のストーリーでした。

これは嬉しい誤算でしたね。中盤以降の盛り上がりとワクワクするあの感じは、プレイした方であれば共感いただけると思います。

少女たちは確かに死亡しますが、ただそれを見せたいだけの作品ではなかったんですよね。

魔女になることへの恐怖や生への渇望など、命の危機が目の前にあるからこそ出てくる少女たちの葛藤、奥深いドラマが魅力的でした。

クリア後の充足感がたまらない、良いゲームだったと思います。本当に楽しかったですね。

Acacia様、クラウドファンディングで支援いただいた皆様、素敵な作品をありがとうございました!

© 2024 Re,AER LLC./Acacia

おすすめ度(詳細評価)

魔法少女ノ魔女裁判
万人向け(30%)少女たちを処刑する残酷表現はやや人を選ぶ(3.5/5)
プレイ時間(15%)ボイスをほとんど全て聞いて37時間。3,500円でこれはすさまじいボリューム(5/5)
令和の価値観(15%)ファンタジーなので該当なし
システム(20%)項目が少なく、惜しい仕様(2.5/5)
私がおすすめしたいか(20%)2025年ナンバーワンのシナリオ!(5/5)
総合 4.5/5
© 2024 Re,AER LLC./Acacia

評価基準についてはこちらの記事で解説

おまけ

発売記念イラスト

© 2024 Re,AER LLC./Acacia

商品リンク

魔法少女ノ魔女裁判

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  1. ノベルゲームを最大限楽しむための攻略順のこと。ノベルゲームでは特定のヒロインのルートで登場する要素が他のルートのネタバレとなることがあるため、攻略順には気を配る必要がある。
  2. シナリオ制作会社である合同会社Re,AERが自社原作コンテンツを展開する際のブランドで、【異常な原作】を創出するクリエイティブブランド。他社に企画やシナリオ提供をしていたが、自社原作作品として『魔法少女ノ魔女裁判』を2025年7月にリリース。ノベルゲーム業界に突如として存在感を示した、期待のブランドである。

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