- 2025年の新作ノベルゲームってどれがおすすめ?
- 実際にプレイした意見を参考にしたい
- 全年齢/R-18を問わず面白い作品を知りたい
こういった方に向けて、2025年に発売されたノベルゲームで私がプレイした作品を総合評価し、本当におすすめできる「2025年ノベルゲームランキングTOP10」を作成しました。
FD的なタイトル以外はレビューも投稿しておりますので、ぜひ気になる作品をチェックしてみてください。
まずは最もおすすめの【第1位】に触れた後、10位から順番に紹介していきます!
▽動画版▽
2025年新作・おすすめノベルゲームランキングTOP10
結論(忙しい人向け)
結論から言うと、2025年にプレイした新作ノベルゲームの中で最も完成度が高かったのは
『ライムライト・レモネードジャム(ゆずソフト)』でした。
キャラクターの魅力、音楽、演出、恋愛描写の完成度がすべて高水準で、「とりあえず1本選ぶならこれで間違いない」と断言できる一作です!
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以下では、10位から順に2025年のおすすめノベルゲームを紹介していきます。
10位:虹彩都市(Key)
10位はKeyから発売された『虹彩都市』です。
本作は眼内レンズ「Plant」の普及により、人々がアドバンスド・リアリティー(AR)へ容易にアクセスできるようになった近未来の世界を舞台としたSF作品。
フルAR化された世界のワクワク感、可愛すぎる後輩の乙原瑠璃乃が非常に魅力的で良かったです。
個人的にはシナリオの盛り上がりやメインキャラクターの魅力が及ばずといった感じで、そこが惜しかったですね。
虚構の中に潜む本物とは一体なんなのか。目の前のものが真実ではない、どこか空虚さの漂う独特の世界観がたまらない作品でした。

9位:アンラベル・トリガー -Prelude to War-(Archive)
9位はArchiveから発売された『アンラベル・トリガー -Prelude to War-』です。
本作は『アンラベル・トリガー』に登場するナトレとエステルのエピソードと、ミリセント√のアフターシナリオが収録されているミニFD的な作品ですね。
ミリセント√のアフターが先を匂わせる締め方をしており、「第三国の脅威」や「新キャラの暗躍」といった情報も出てきて、続編への布石は万全という感じでしたね。
民のイデオロギーが対立する一触即発のシーンにおいては、ミリセントが果敢に飛び込んでいって演説、仲裁する姿が印象的でした。
立派に成長したミリセントの姿が頼もしく映りましたね。大変良かったです。
2026年発売予定の『アンラベル・トリガー -Cold War-』も必ずプレイしたいと思えた、良質なFDだったと思います。
8位:KANADE(FrontWing)
8位はFrontWingから発売された『KANADE』です。
本作は《ザ・オーバーグロウ(大緑禍)》と呼ばれる原因不明の植物の異常増殖によって、緩やかに滅びへと向かう世界を舞台としたSF作品。
植物に覆われた未来の地球というSF設定が飾りではなく、シナリオと密接に絡んでいたのが素晴らしかったです。
恋を知っていくカナデの可愛さはもちろん、主人公とカナデの二人の信頼関係が確かに伝わってくるような、カナデの柔らかな歌声が響くサウンドも最高。
深く心に刻み込まれるような尖った要素はないものの、心にそっと寄りそうな優しい温かみに満ちていて、とにかく癒される作品でしたね。

7位:ハミダシクリエイティブRe:Re:call(まどそふと)
7位はまどそふとから発売された『ハミダシクリエイティブRe:Re:call』です。
『ハミダシクリエイティブ』では悪役令嬢のような振る舞いをしていた、サブキャラの聖莉々子を攻略できるFDですね。
これはもう率直に言って、めちゃくちゃ良いFDでした。
デレた莉々子は本当に可愛かったですし、無印のヒロインたちの出番も多くて、終始にこやかに眺めていました。
『ハミクリ』ワールドにもう一度浸れる、理想的なFDで大満足の一作でしたね。
6位:ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world-(きゃべつそふと)
6位はきゃべつそふとから発売された『ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world-』です。
『ジュエリー・ハーツ・アカデミア-We will wing wonder world-』の続編であり、ソーマたちが新天地のデルタ帝国にやってきて、深層《ラビュリントス》を探索する物語。
『ジュエナ』は前作の補完的な意味合いが強い続編で、前作で未消化だった要素をきっちり回収していたのが良かったですね。
特にアリアンナの諸問題に関して、誤魔化さずに正面から描いていた点は好感が持てました。よくやってくれた!と思いましたよ。
『ジュエハ』をプレイした方はこちらもプレイ必須といえる内容なので、まだの方はぜひプレイしておきましょう!

5位:恋愛、はじめまして(ASa Project)
5位はASa Projectから発売された『恋愛、はじめまして』です。
本作は陰キャ童貞の主人公である“緒方伊織”が、自らを天使と名乗る美少女の“天使ちゃん”に励まされ、青春を謳歌するために努力を重ねていく物語。
『恋はじ』はアサプロ作品なので、やはりギャグが面白かったです。
特に平成のパロディネタが多かった印象で、『撲殺天使ドクロちゃん』のネタが出てきたときは思わず笑ってしまいましたね。
『コイバナ恋愛』と同じ「青春」というテーマで光の側面を中心に描いていて、エンタメとしての理想の青春を楽しみたい方に合う内容だったかなと。
プレイしていて楽しい気分になれる安定と信頼のアサプロ作品という感じで、『コイバナ恋愛』に続いて今回も満足できるデキでした。

4位:CRACK≡TRICK!(CRYSTALiA)
4位はCRYSTALiAから発売された『CRACK≡TRICK!』です。
本作はほとんどの人間が「ブレイン・エクステンド」という電脳化を行っていることが特徴的な、近未来の世界が舞台のSF作品。
探偵の主人公と助手のセラフィナが固有機能(超能力のようなもの)を駆使して事件を解決する、探偵×助手の「バディミステリーモノ」といった作風ですね。
カジュアルに楽しめる推理ミステリーといった感じで、かなりプレイしやすくて面白かったです。
恐怖の象徴である“真紅の貴婦人”の謎に迫りながらも二転三転するストーリーは夢中で読み進めてしまいましたし、トリックもなかなか衝撃的で驚きました。
探偵の主人公と助手のヒロインという設定も優秀。気軽に続編を作っていける下地が完成されているので、ぜひシリーズ化してほしいと思いましたね。
『クラトリ』は何一つ無駄な要素がなく綺麗に完結していたので、個人的には大満足の一作でした。

3位:アマカノ3(あざらしそふと)
3位はあざらしそふとから発売された『アマカノ3』です。
本作は夏の温泉街を舞台に、主人公の“郷野義大”(名前変更可能)が楽々浦寮に住む女の子たちと徐々に親密な関係になっていく恋愛物語。
私は『アマカノ』シリーズは本作が初プレイでしたが、丁寧な恋愛描写に全力を注いだ作りがとにかく素晴らしかったですね。これは人気があるのも納得だと、大きく頷いたデキでしたよ。
ピロ水先生の美麗すぎるイラストで正面から殴りつけてきますしね。まさに圧倒的といえるビジュアルでした笑
エロゲで重要なエッチシーンも非常に実用性が高く、「エロゲとはこういうものだ」と言わんばかりのヒロインのエロエロな姿はたまりませんでした(流行りのオホ声も完備)。
強すぎるビジュアルと甘い恋愛描写がウリの『アマカノ3』、堂々の3位にランクインです。

2位:魔法少女ノ魔女裁判(Acacia)
2位はAcaciaから発売された『魔法少女ノ魔女裁判』です。
本作は主人公の“桜羽エマ”が孤島の牢屋敷で12人の魔法を持つ少女たちと過ごし、発生する殺人事件を魔女裁判で解決していく物語。
「殺人を犯した魔女を裁判で暴き出し、処刑する。」という前代未聞のプレイ体験がたまらない作品でしたね。
殺人事件を解決しながら、牢屋敷の黒幕や魔女に関する秘密、魔女化の真実に徐々に近づいていくシナリオがもうね……めちゃくちゃ面白かったです。
クリアまでの37時間どっぷりのめり込んでしまい、「ノベルゲームってやっぱ最高だわ!」と強く思えた作品でした。
少女を処刑する残酷な描写が目立つ本作ですが、描いているストーリーは極めて王道的で、大きな感動が訪れるラストシーンは涙なしには見られません。
少しでも気になっている方には全員プレイしてほしいと思ったので、2025年新作ノベルゲームランキング準優勝の2位とさせていただきました。
マジで面白いから、みんなやってね!!

1位:ライムライト・レモネードジャム(ゆずソフト)
1位はゆずソフトから発売された『ライムライト・レモネードジャム』です。
本作はベーシストである主人公の“沖浪雪鷹”が、ギターを抱えて弾き語りの路上ライブを行う“陽見恵凪”と出会い、自分のバンドを作ってバンド活動に打ち込んでいく物語。
ファンタジー無しの青春バンドADVということで、本作は音楽を前面に打ち出した作風でしたが、このクオリティが段違いに高かったですね。
ひとつひとつの曲のクオリティが非常に高く、それがシナリオの流れに沿った曲調・歌詞となっているのもさすがの一言。
もちろん、ゆずソフトお得意の可愛すぎるヒロインも健在。
本作は四季に合わせて服装が変化するのでビジュアル面においていつも以上に楽しめましたし、時間の経過を意識させることでヒロインが恋に落ちる過程をより深く、より強く感じられるようになっていたのも素晴らしかったです。
『ララジャム』はゆずソフトさんの作品制作に懸ける熱い想い、良いものを届けたいという作り手の魂を感じられる最高の作品でした。
最後の恵凪ルートをプレイしていたとき、思わずクリックする手が止まって、自分で驚いてしまったほどです。
ずっとこの世界に浸っていたい。そう思わせてくれる大きな魅力を秘めた、偉大なタイトルだと思います。
「ゆずソフト最高傑作」と評価されるのも納得の一作。
『ライムライト・レモネードジャム』が
2025年ベストノベルゲームです!

最後に
以上が「2025年新作ノベルゲームランキングTOP10」でした。
2025年は個人的には『ライムライト・レモネードジャム』と『魔法少女ノ魔女裁判』が強く記憶に残りましたね。
心からプレイして良かったと思えました。ノベルゲームはやっぱ最高だな……!
みなさんは2025年の作品はどれが好きでしたか?
- ランキングに入っていない作品
- 私と1位が同じだった方
- これはもっと上でしょ!
どれでも大歓迎です。コメント欄でぜひ教えてください。
それではみなさん、良きエロゲライフを!

















コメント
コメント一覧 (2件)
Cyberさん、いつも大変お世話になっております。えりんぎです❤⃛ヾ(๑❛ ▿ ◠๑ )
2025年も残すところわずか。次のニュース記事が最後と伺い、居ても立っても居られずコメントをいたします。
まず、本記事へのコメント。…やっぱりCyberさんにとって、2025年は『ライムライト・レモネードジャム』の年だったようですね。私は予想しておりましたよ(笑)私、えりんぎとの共同YouTubeネタバレあり感想会の時間は大変有意義で、何より楽しかったです。本当はキャラゲーの記事にもコメントするつもりでしたが、本記事へのコメントで代用します。私は、「キャラゲー」とそれ以外で区別する行為に結構否定的なのですよね(笑)無論、Cyberさんや他の方のお考えを否定するつもりは全くありませんが、ノベルゲームというパッケージで売られている以上、等しく商品として同じ立ち位置であり、「シナリオゲーだから」、「〇きゲーだから」、「キャラゲーだから」という言葉は私にとっては完全に逃げなのです。そんな中でもノベルゲーム新規参入者に向けたCyberさんの記事は、やっぱり見やすくて、愛に溢れていて。改めて心から尊敬の念を抱きます。他の作品も、私のプレイ帯と被っている作品も、そうでない作品もありますので、大いに参考にさせていただきます。とりあえず、Cyberさんが押していらっしゃる『魔法少女ノ魔女裁判』は積んでいるので、早期にプレイしたいです(苦笑)
さて、私もnoteでブログ運営している身。12月中に、下半期のトップ5記事。並びに総合ランキングを記し、2025年を終えようと思います。残り日数を考えればギリギリですが、細々と頑張ります!ネタバレなしですので、完成したら、Cyberさんにも記事を一読いただきたいです。
最後に、感謝を。2023年から開始したCyberさんと私の交流もいよいよ2年以上。気付けばお互いに尊敬し合い、ゲストに招き、招かれの関係になっていました。私は、いつも申し上げていますが、Cyberさんという好人物、ノベルゲーム情報発信者とここまで長く、深く交流させていただいていること。心から誇りに思い、感謝しております。お互いにブログやYouTubeで仲間、時にライバルの関係です。また、2025年は実際にお会いできたことも大変嬉しいことでした。重ねて感謝申し上げます。2026年も、私は全力でノベルゲームを楽しんでいき、情報発信もしていきますので、お時間ある際にまた交流していただけると嬉しいです✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。長文失礼しました。
えりんぎさん、いつもお世話になっております。
コメントありがとうございます。
私にとって、『ララジャム』はほぼ文句なしの一作でしたからね笑
ネタバレあり感想回楽しかったですね。その節はお世話になりました! ありがとうございます。
○○ゲーなどをどう捉えるかは個々人によりますからね笑
『魔法少女ノ魔女裁判』はめちゃくちゃ面白かったので、ぜひ!
えりんぎさんの12月の記事はもちろん読ませていただきますよ。
2024年の記事は『終のステラ』が上位に入っていて、おすすめした身としては嬉しかったですね笑
今から楽しみにしております(`・ω・´)ゞ
こちらこそ、いつも本当にありがとうございます。
感想回の配信テストやYouTubeの動画についての相談など、えりんぎさんにはお世話になりっぱなしですね。
2026年もどうぞよろしくお願いいたします。
来年はゆずソフトソングフェスで予定が噛み合えば嬉しいですね笑
それではこの辺りで失礼いたします。ありがとうございました。