美少女たちの真剣勝負を見たい。
男なら一度は思ったことありますよね。
『絆きらめく恋いろは』は近未来の日本を舞台に、
「刃道」という真剣を打ち合って戦う架空スポーツが盛り上がりを見せる作品です。
刀を振るう少女たちの、胸に秘めた想いとは。
『絆きらめく恋いろは』の魅力をネタバレなしでご紹介していきます。
刀と恋の真剣勝負、どちらもゆずれません！
『絆きらめく恋いろは』のネタバレあり感想はこちらのサイトに掲載しております。
タイトル情報 / 評価
| おすすめ度 | 4.0点/5点 （おすすめ！） |
| こんな方におすすめ！ | ・戦う女の子がお好きな方 ・架空スポーツのスポ根モノが好みの方 ・楽曲に力を入れたエロゲをお求めの方 |
| 簡易評価 | 【魅力/長所】 ・作り込まれた架空スポーツ「刃道」 ・スポ根を極めた椿ルート ・バトルが白熱するしおんルート ・和風×シンセの聴き惚れるBGM ・充実した用語解説 【欠点/短所】 ・システム面が不安定 ・主人公の活躍は控えめ |
概要
『絆きらめく恋いろは』は、CRYSTALiA2から2017年に発売されたエロゲです。
公式略称は『めくいろ』ですね。
『めくいろ』は近未来の日本を舞台としており、
機巧化された真剣の「オリガミ3」を得物として戦う架空スポーツ「刃道」が隆盛を極めている世界観となっています。
「真剣を振るってかなり危なくない？」と思った方もいるかもしれませんが、
刃道には選手の身を守る要素として「バリアジャケット」というものがあり、これによって怪我を防いでいるので安全なスポーツとして成り立っています。
刃道は「相手のバリアジャケットをどちらが早く削り切るか」を勝負する競技で、
選手の「度胸・技量・才能・判断力」などを競うアグレッシブな架空スポーツとなっています。
そんな刃道をメインに据えた『めくいろ』のストーリーは主人公の“三城刀輝”が、
幼なじみの“上和泉桜夜”と再会するところから始まります。
刀輝は刀鍛冶の家系の子で、選手の刀を打つ役割である技巧科の生徒なのですが、
彼はとある事情から刀を打てなくなっていました。
そんな彼が桜夜との再会をきっかけとして刀制作に向き合い、刃道を究めんとするヒロインを支えていく。
本作はそんな物語となっていますね。
本作のネット上のコメント（X、エロゲー批評空間より抜粋）を見てみると、
伝奇モノとスポ根を掛け合わせた良設定・良シナリオの1作
燃えと萌えがいい感じに融合した良作
椿さんが可愛すぎて辛い・・・
と、高評価であることがうかがえます。
なぜ『めくいろ』は高く評価されているのか？
その理由となる本作の魅力を3つ、具体的に述べていきます。
魅力
作り込まれた架空スポーツ「刃道」
本作を象徴する架空スポーツ「刃道」の作り込みが素晴らしいです。
神や妖といった伝奇的な要素を絡め、近未来の架空スポーツをそれっぽい感じに上手く成り立たせていました。
- オリガミ、バリアジャケットといった根幹の設計
- 八百万の神々に剣舞を捧げる神事という日本ならではの設定
- 刃道が生まれる歴史的背景
- バックにつく団体、組織
といった様々な部分もしっかり作り込まれていたのも高評価です。
専門用語が多いので最初は取っ付きずらいイメージを持ってしまったのですが、
基本的な部分さえ理解できれば、後は少女たちの戦闘を思う存分楽しめるんですよね。
「作り込んではいるが、難解ではない」といった感じの、絶妙な設計になっていたのがお見事だったかなと。
まあそういった細かい部分が評価できるのも間違いないわけですが、なによりもですよ。
「少女たちが刀を打ち合って真剣勝負をする」
これが面白くないわけないんですよ！
以下の椿のCGを見てください。
めっちゃ格好よくないですか？
彼女は「双剣使いの学園最強」という、厨二好きの方が飛びあがって喜ぶような属性の持ち主であり、
個別ルートのデキの良さも相まって、本作で突出した人気を誇るヒロインなんですよね。
そんな椿に挑んでいく桜夜、しおん、葵などのキャラも非常に魅力的で、
彼女たちの織りなす剣戟には目を奪われること間違いなしです。
力の入った楽曲群
本作は音楽も力が入っています。
スタイリッシュな電子サウンドは良い意味でエロゲっぽくない感じで、新鮮味がありました。
「和風×シンセ」の意外な親和性の高さを知りましたね。
ちなみに曲数も豊富で、BGM鑑賞モードではなんと53曲確認できます。
公式サイトにSOUNDの項目も用意されているため、力を入れているのは明白。
その中で私が好きなのは以下の曲ですね。
AMUSE CRAFTさんがSound CloudにUPしてくださっているので、ご紹介します。
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