「とにかく熱くて格好いい厨二バトル作品」をプレイしたい。そんな方に紹介したい作品があります。
『幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~』は3rdEyeから2013年に発売されたエロゲで、超常的な力を持つ「イデア」たちが繰り広げる、熱く激しい厨二バトルが魅力です。
- キレッキレの決め台詞
- 痺れるようなバトルシーン
- ここぞという場面で一気に盛り上げてくる演出
本作は上記のような点が特徴で、細かい部分までじっくり考察するタイプの作品というより、その瞬間の「うおおおお!」を全力で楽しむタイプの作品です。
今回はそんな『幻創のイデア』について、実際にプレイして感じた魅力や欠点、ヒロインの魅力、印象に残ったシーンまで詳しくレビューしていきます。
宿命の連鎖は終わり
真実の物語は創られる
タイトル情報 / 評価

| タイトル | 幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~ |
| ブランド | 3rdEye |
| 公式ジャンル | 人と幻ビト(イデア)と異能者の宿命を描く伝奇バトルADV |
| 発売日 | 2013年6月28日 |
| おすすめ度 | 5.0点/5点 (超おすすめ!) |
| こんな方におすすめ! | ・厨二バトルモノで熱く燃えたい方 ・群像劇作品が好きな方 ・ダブル主人公作品が好きな方 ・木村あやかさん、桃井穂美さん、青葉りんごさん、桃井いちごさんのファンの方 |
| 簡易評価 | 【魅力/長所】 ・熱く燃える厨二バトル&シナリオ ・可愛くて格好いいヒロイン ・心に響く数々の名言 【欠点/短所】 ・良くも悪くも勢い重視 ・ディスクレス起動不可 |
概要
『幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~』は、3rdEye2から2013年6月に発売されたエロゲです。
本作はダブル主人公モノで、ポジティブ主人公の“水瀬優真”とクール系主人公の“赫”が、『ナグルファルの夜』という大災害の謎を解き明かす物語。
二人の主人公の視点から物語が紡がれていき、ラストでひとつに収束するという群像劇的な作品でもあります。

- ナグルファルの夜はなぜ起きたのか
- イデアとはどういう存在なのか
- 優真と赫が辿り着く物語の結末とは
以上が本作の主な見所となっていますね。
本作をプレイしたユーザーのコメント(X、エロゲー批評空間より抜粋)を見てみると、
人間よりも人間らしい心を持ったイデア達の生き様に心が打たれた
一昔前のオタクの大好物を煮詰めたような作品で良かった。リノン様~!!!
リノン様に踏まれたいです
と、高評価であることがうかがえます。
それでは以下に、私が感じた本作の魅力と欠点を述べていきます。
魅力

熱く燃える厨二バトル&シナリオ
本作は異能を駆使したキャラたちの厨二バトル・シナリオが激熱すぎてたまりません。
- 熱いバトルと燃えるシチュエーション
- 痺れるほど格好いいヒロインの決め台詞
- バトルモノのお約束展開を完璧に押さえた作り
といった感じで、非常にエンタメ性の高いタイトルとして仕上がっているんですよ。
溜めて解き放つ展開が各ヒロインにひとつは存在するのも良いですね。特に中盤の紫護リノンが繰り広げる壮大なバトルは必見。

あと、パーティー会場で美月が事件に巻き込まれるシーンも見逃せないですね。
テロリストに「あること」をさせられるシーンとなっているのですが、ここではカイジさながらの頭脳戦が展開されるんですよ。
緊張感があってハラハラしますし、ここでの美月と、ある人物のやり取りにはかなり胸を打たれましたね。

本作は瞬間的な盛り上がりが最高なので、山場の没入度の高さは随一です。
思わず、時間を忘れてプレイしてしまうほどでしたね。
可愛くて格好いいヒロイン
本作はヒロインが可愛くて格好いいので超魅力的です。
特に優真サイドのヒロインである“菜々実なる”と、“紫護リノン”を私は気に入っていますね。
菜々実なる

なるは厨二病重症患者です。
厨二要素満載の自作小説を書いていて日常的にイタいことを口走るという、本作を象徴するような厨二ヒロインと言えますね(可愛くなったオ○リン)。
イデアである彼女は「音」にまつわる異能を操る力の持ち主で、戦闘も強いです。
普段は笑って流してしまう彼女の厨二フレーズが、戦闘という非日常に入った途端に頼もしく聞こえてくる。こういう印象の切り替わるキャラ、私は大好きです。
そして優真が弱音を吐いたときに真っ直ぐ自分の意見をぶつけ、より良い方向に導こうとする。そんな頼れるお姉さん的な一面も魅力なんですよ。

紫護リノン

リノンはAS(アーカイブスクエア)という企業の看板アイドルを務めており、プロ意識の高さ、頂点を譲らない気高い信念が魅力です。
リノン、立っているだけでサマになっているんですよね。佇まいから圧倒的なカリスマを感じるというか。
蒔田真紀さんのキャラデザ・イラストがあまりにも素晴らしすぎました。

私の最も好きなシーンは中盤、リノンがとある相手と死闘を繰り広げることになるシーン。
そこで見えた彼女の気高い生き様には、本当に胸を打たれました……。作中でも屈指の名シーンとなっているので、ここはぜひ刮目してほしいです。
他にも赫サイドの二人のヒロイン、“剣咲ノエル”と“九條美月”も可愛らしいですし、本作のヒロインは本当に魅力的な女の子たちばかりですよ。

心に響く数々の名言
本作のキャラたちは息を吐くように名言を放ってきます。
リノン覚えておきなさい。誰かに認められる事は、凄いことなの。その相手に、自分を卑下する事ほど失礼なことはない
赫過ちは誰でも犯す。愚鈍な人間と優れた人間の差は過去の行為から学習し行動に反映させられるかの違いである
なる意味なんて後からいくらでも付随してくる。あまり厨二を舐めない方がいい
はい、格好いい。
本作はこういう琴線に触れるワードがバンバン飛び出してくるのが最高ですね。
みんな痺れるセリフを言ってくれるのですが、本作でもっとも人気の高いリノンはやはりというべきか、名言が多いです。
企業の看板アイドルで頂点を譲らず、自信に満ちた振る舞いをするリノンのセリフは、非常に印象に残りやすいんですよね。
ときおり見せるシビアな考えにはハッとさせられますし、彼女の言動には特に注目してみてほしいなと思います。
以上が本作の魅力でした。
欠点
勢い重視のシナリオ
本作のシナリオは勢い重視で描かれていくので、細かい部分の説明や補足が足りていない印象です。
いわゆる「考えるな、感じろ」タイプの作品というか、良くも悪くも「バトルに全力!」という感じですね。
「あいつどこいったんだ?」とか「結局あれってどうなったの?」みたいな疑問はわりと出てくるので、細かい部分まで描いてほしい方は物足りなく感じるかもしれません。
なので細かいことを気にせず、その場その場の盛り上がりを重視する方は合うと思います。
パッケージ版はディスクレス起動不可
本作のパッケージ版はディスクレス起動が不可となっています。
プレイするときはディスクドライブにディスクを入れておく必要があるため、片付けられないのが地味に面倒ですね。
私はインストールを終えたディスクはすぐにパッケージに戻したい性分なので、この点はやや煩わしく感じました。
ダウンロード版の場合は問題ないですが、パッケージ版でプレイする方はこの点を留意しておきましょう。
以上が本作の欠点でした。
ここまで読んで「細かいところは多少気になるけど、熱い厨二バトルが楽しめるなら気になる!」という方なら、本作はかなり刺さる可能性があります。
逆に、設定を隅々まで理解しながら物語を楽しみたい方や、エッチシーンを重視する方は、少し注意したほうがいいでしょう。
「熱い展開」「格好いいキャラクター」「痺れる台詞」に惹かれるなら、かなり楽しめると思いますよ。
私自身、プレイしていて「こういうのでいいんだよ!」となる瞬間が何度もありましたので!

エッチシーン
本作のエッチシーンは薄めです。
エッチシーンに力を入れた作品ではないので、過度な期待は禁物ですね。
イラストが結構キレイ目なので、ヒロインの肌についても肉感的なエロさはあまり感じられない印象です。
| エッチシーン回数 | ||
|---|---|---|
| なる 《4回》 | リノン 《4回》 | ノエル 《4回》 |
| 美月 《4回》 | ココロ 《3回》 | |
ココロはサブキャラ枠ですね。
シーン回想の枠としては上記の通りですが、「前戯→本番」の流れが1枠に収まっていたり2枠になっていたりするので、その点はご留意ください。
本作のエッチシーン、全ヒロインに口内射精ありというお口に出したい紳士大歓喜の仕様となっていますよ。
たまに選択肢も出さずに顔に射精したり、そもそもフェラで射精がなかったりするエロゲがありますからね。
そういうエロゲは非常にけしからんと思っております(口内射精過激派のお気持ち表明)。
お気に入りフェラシーン
なぜ、いきなりお気に入りのフェラシーンを紹介するのか。その理由は一つしかありません。
私はフェラが好きだからです!
なので、私のブログではこの項目は必ず設置されます。よろしくお願いします。
リノンのお風呂場フェラ

エッッッッッッッッッッ!!!
気高いアイドルのリノン様が膝をついて咥えてくれるなんて……あまりにも最高すぎた。
普段はイケイケで強い態度を取ってくるヒロインがフェラしてくれるのって、なんでこんなにたまらないんでしょうね!
ちなみにこのシーンはちょっと特殊な状況だったりもするので、そこはぜひ実際にプレイして確かめてみてください。
Q&Aコーナー
なる3rdEyeの作品で、本作からプレイするのはアリ?
アリです。
3rdEye作品は独立しているので、本作からプレイしても特に問題はありません。
リノン推奨攻略順1とかある?
本作は個別ルートという概念が存在しないので、攻略順を気にする必要はないですね。
途中で「優真サイド」か「赫サイド」かを選んで読み進めていくことになりますが、これも好みで良いと思います。
片方を進めていても途中で進行制御がかかってもう片方を進めないといけなくなるので、読みたい方をやっていきましょう。
ノエル関連作品は何があるんですか?
特にありません。
特典のドラマCDぐらいでしょうか。続編などはありませんので、そこは気にしなくてOKです。
美月貴方のお好きな紅茶はなんでしょうか?
ダ、ダージリン!(無知すぎてすいません)
その他、何か気になることやご質問などあればお気軽にコメントください!
総評
『幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~』は異能バトルファンタジーモノで、厨二要素を前面に押し出した作品です。
テキストやキャラクターの癖はやや強めで、物語についても細かい部分まで丁寧に説明されるわけではないので、「設定をしっかり理解しながら物語を楽しみたい」という方には気になる部分が出てくるかもしれません。
でも、それ以上に本作には「熱さ」と「格好良さ」があります。
- ここぞという場面で一気に盛り上がるバトル
- 痺れるような決め台詞
- それぞれの信念を胸に戦う魅力的なキャラクター
特にヒロインたちが見せる生き様には心を打たれるものがあり、私はかなり強く惹き込まれました。
そして何より、私はこういう厨二作品が大好きなんですよ。
私がこれまでプレイしてきたエロゲの中でも「歴代上位5位に入るくらい好きな作品」です。
「熱いバトルに燃えたい。格好いいキャラクターたちの生き様を楽しみたい」という方は、ぜひ一度プレイしてみてください!

おすすめ度(詳細評価)
| 幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~ | |
|---|---|
| 万人向け(30%) | 異能バトルファンタジーモノでエンタメ性が高く、多くの方におすすめできる(4.5/5) |
| プレイ時間(15%) | 40時間前後(オート想定) フルプライスとしては標準的(4/5) |
| 令和の価値観(15%) | ファンタジーなので該当なし |
| システム(20%) | テキスト表示が独特だが、慣れれば問題なし(4/5) |
| 私がおすすめしたいか(20%) | 私の大好きな作品なので、気になる方はぜひプレイしてみてほしいです(5/5) |
| 総合 5.0/5 | |

商品リンク

おまけ
発売記念&マスターアップイラスト

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コメント
コメント一覧 (2件)
3rdeye作品の物語途中の面白さはすごいですよね。幻創のイデア、ソーサリージョーカーズ、レイルロアの略奪者をプレイしましたが、どれもやめ時が全く分からないくらいハマリました。新作出ないんですかね〜。
ようすみさん、コメントありがとうございます。
わかります!本当そうなんですよねー。
盛り上がってくると、つい夢中になってプレイしてしまうんですよ。
3rdEyeの既プレイ作品、私と全く同じです笑
残りの2作もいずれやりたいところです。
新作については公式Xのバナーでシルエットだけ公開されているんですが、制作中のまま音沙汰ない状況です。
私も首を長くして続報を待っているんですが……こればかりは公式からのアナウンスを待つしかありませんね~。